2025.12.19
ブログ
インフルエンザ重症化を防ぐ新常識!カギは「お⼝のケア」にあり
こんにちは。⻭科医師の塩⾕です。
世間ではクリスマスシーズンですね。
街中でもイルミネーションを多く見かけます。
先月紹介した当院のクリスマスツリーも患者さんに好評です。

たくさんのオーナメントが目を引き、気に入って写真を撮ってくださる患者さんも。
ご来院の際は、ぜひじっくり鑑賞してみてくださいね。
さて、冬の感染症対策といえば「⼿洗い・うがい・ワクチン」が定番ですが、実は「⻭周病ケア」がインフルエンザ予防に劇的な効果があることが最新の研究で分かりました。
1. ⻭周病菌はインフルエンザの「共犯者」
お⼝の中の⻭周病菌が持つ「毒素(酵素)」は、インフルエンザウイルスが私たちの細胞に侵⼊するのを強く⼿助けすることが判明しました。
・感染しやすい・重症化しやすい:⻭周病にかかっていると、ウイルスの感染⼒がアップするだけでなく、体の奥深くへウイルスを連れていき、重症化を招くリスクが⼆重に⾼まります。
・治療の邪魔にも:さらに、⻭周病菌が原因でウイルスの量が増え、タミフルなどの抗インフルエンザ薬の効き⽬を弱めてしまう可能性も指摘されています。
2. 世界で最も蔓延する「沈黙の病気」
「私は⻭周病じゃない」と思っている⽅も要注意です。
⻭周病は、2001年にギネス世界記録に認定された「世界で最も蔓延している感染症」です。
初期段階では痛みや⼝臭といった⾃覚症状がないため、「沈黙の病気」と呼ばれています。
唯⼀気づくサインは⻭磨き中の出⾎です。
「最近出⾎がなくなった」のではなく、「症状が進⾏して気づかなくなっている」だけの可能性があるため、放置は禁物です。
3. 「お⼝のケア」で天然のバリアを強化
⻭周病菌という「共犯者」を弱らせることが最⼤の対策です。
実際に⾼齢者を対象とした研究では、専⾨家による⼝腔ケアを受けた⼈は、インフルエンザの発症率が10分の1に激減したというデータが報告されています。
今⽇からできる「お⼝の感染対策」
1. 定期的な⻭科医院でのクリーニング:普段の⻭磨きでは取れない、⻭にこびりついた菌の塊(プラーク)を徹底的に除去しましょう。
当院ではホワイトニング効果も期待できるパウダーメインテナンスを導⼊しています。
2. 丁寧なセルフケア:⻭ブラシだけでなく「フロス」「⾆ブラシ」も活⽤し、細菌の温床を取り除きましょう。
当院の⻭科衛⽣⼠が適切な道具や使⽤法をお知らせいたします。
3. よく噛む:唾液には「殺菌効果」「免疫効果」があり、よく噛むことでこの天然バリアが強化されます。
冬場は乾燥しますので、よく噛んで⾷事をしてくださいね。
これまでの「⼿洗い・うがい・マスク」に「お⼝のケア」をプラスして、インフルエンザを予防し、元気にクリスマスや年末年始を楽しみましょう。
宮本 日出 :日本顎関節学会代議員・専門医・指導医
【医院からのお知らせ】
12⽉29⽇午後から1⽉4⽇まで休診いたします。
お痛みなど、お⼝のトラブルはお早めにご相談ください。
かどすみ歯科矯正歯科
〒974-8232 福島県いわき市錦町綾ノ内123
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