2025.10.20

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マイクロスコープ(顕微鏡)を使うとこんなに違います

こんにちは。院長のかどすみです。
いつの間にか季節はすっかり秋模様となりました。
この時期は朝晩と日中の寒暖差が大きく、免疫力の低下から歯の痛みなどの症状が出る恐れもあります。

皆さま体調管理には、くれぐれも気をつけてどうぞ穏やかな秋をお過ごしください。

 

さて最近、「神経(歯の根)の治療をしたのに痛みが取れない」「被せ物をした後に腫れてしまった」というご相談が増えています。
中には「神経を取ったからもう痛くないはず」と説明を受け、悩まれている方もいらっしゃいました。

歯の神経(根管)の構造は非常に複雑で、まさに「歯科医師泣かせ」。
治療には高い精度が求められるので、私自身も1本1本の歯に時間をかけ、それこそ自分の神経を削る思いで慎重に処置を行っています。

なおこちらの写真は同じ歯を、肉眼に近い50㎜レンズで撮影したものと、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で拡大したものです。

「見えやすさ」の違いは一目瞭然ですね。
ちなみにこちらはあえて肉眼で削った後に、マイクロスコープで覗いてみました。
すると「これは不十分だな」と思わされる細部がはっきりと見え、問題点を再確認することができました。

歯の根は1本ごとに形が異なり、とても細い管になっているため、肉眼では確認しきれない感染源が残ってしまうこともあります。
そのため細部を正確に把握し、確実な治療を行うために当院で活用しているのが、先述のマイクロスコープです。
当院で導入しているのは、マイクロスコープの中でも最高峰と言われるドイツ・カールツァイス社製の高性能機器。
これを利用すると歯の内部を大きく拡大して根管内を確認しながら治療を行えるため、精度と結果が格段に向上します。
もちろん根管治療だけでなく、歯を削って型をとる際や、歯周病治療、外科手術など、精密さが求められる場面で幅広く活躍中です。

 

上記のような取り組みや努力を続けた結果もあり、ありがたくも患者様から「もっと早くから通っていれば良かった」と言ってくださることが多く、スタッフ一同とても励みになっています。
が、まだまだ自分自身もクリニックも成長していかねばと思っております。

より良い医療サービスを提供できるように、これからも患者様一人ひとりと真摯に向き合いながら、技術を磨き続けてまいります。

 

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当院の自由診療は5年から10年の保証期間があります。
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かどすみ歯科矯正歯科
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